興味本位で始めてみたゲーセンバイトの良かった点・悪かった点

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大学生時代、某大手ゲームメーカーが運営するゲームセンターで2年間アルバイトをしていました。私自身もたまにゲームセンターへ行き、UFOキャッチャーなどをするのが好きだったので、興味本位で始めてみたこのバイトの良かった点、悪かった点をご紹介します。

ゲームセンターの器具

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ちなみにゲームセンターには下記のような遊具があります。

UFOキャッチャー(プライズ)

誰もが知っているUFOキャッチャーですが、ゲーセン店員は「プライズ」と呼びます。景品の取れやすさを調整したり、景品を定期的に交換したりが私たちの業務になります。

例えばクレーンの景品を挟むところの先端を「爪」といいますが、爪の角度や大きさなども景品の取れやすさに影響します。
さらに、ものを掴む強さや、クレーンが上がってくるときの力加減もすべて設定で調整できます。簡単には取らせず、でも取れそうな位置まで動かせるように設定するのはなかなかの技術を要します。

ちなみに景品は、定価800円相当までのものしか取り扱ってはいけないと法律上で定められています。また、獲得した後の景品交換もしてはいけないことも法律で決められています。店員にどんなにお願いしても景品交換は法律で禁止されていることなので、諦めましょう。

メダルゲームコーナー

お金をメダルに交換して、好きなゲームでメダルを増やしていきます。パチンコやスロットなどもありますが、メダルはお金に換金できません。子供向けのゲームから大人向けのゲームまで、様々なゲームがあり、1日中、しかも毎日来られるお客様が多いです。

メダルゲームには基本的に「ペイアウト」と言って、簡単にいうとメダルの払い出し率というものが存在します。例えばペイアウト率95%だとすると、100枚のメダルを使って戻ってくるメダルは95枚、となります。
ゲームの人気度やお店のイベント日に合わせて各機器のペイアウトを変更するのはお店の売り上げに直結する非常に大事な業務です。

また、メダルゲームはよく詰まるので、詰まった台の修理や、つまらないように毎日掃除するのも業務です。

さらに、ゲームに投入されたメダルを回収する必要もあり、これはかなりの重労働です。回収したメダルは計測器を使ってメダル交換機へ投入したり、メダルの少なくなったゲームへ投入します。ですが、他店からこっそりメダルを持ち込んできたりするお客様もいますので、回収した後はすべてのメダルを目視で自店のもの、他店のものと仕分けする必要があります。

メダルの持ち出し行為は法律で禁止されていますので絶対にお止めください。

大型ゲーム

カードを集めて、または自分のIDカードを作ってゲームを進める大型ゲーム機です。
サッカー、様々なジャンアルのRPG、競馬、麻雀、クイズ、などなど沢山の種類があり、1日中プレイされているお客様もいます。

小型ゲーム

昔からおなじみの、ストリートファイターなどを代表とする1人プレイ、もしくは対戦プレイができるゲーム機です。

プリクラ

特に女子高生に人気のプリクラです。大雑把に分類すると代表的なのは上記のような感じですが、もちろんまだまだいろんなジャンルのゲームがあります。

ゲーセンで働く良いところ

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掃除が得意になる

ゲームセンターの仕事の70パーセントを「掃除」が占めているといっても過言ではありません。
みなさんはゲームセンターで同じゲーム機で何分ほどプレイされますか?
人によっては1日中遊んでいる人もいますが、ほとんどの人は数分程度で別の台へ移動しますよね。

ゲーム機もメダルも、常に不特定多数の人の指紋や手垢などで汚れています。指紋を見つけるとすぐに掃除をして、いつ見られてもピカピカの状態を保たないといけません。

仕事に慣れると離れた場所からでも窓ガラスなどについたちょっとした指紋などが気になってきます。プライベートの時間でも指紋などが気になって、気が付けば拭きにかかっているというほど奇麗好きになってしまいます。

欲しい景品が安くで手に入るかも?

これはお店によりますので断言はできませんが、休憩中や仕事帰り、休みの日に遊びに来た時など、自分でプライズをプレイする前に顔見知りである勤務中の店員に声をかければ一突きで落とせる場所まで景品を移動させてもらったりして、お金をほとんどかけず欲しい景品をゲットできるかもしれません。

ただしこれは法律には違反していないものの、お客様のいるところでやってしまうとお店の信用にも影響しますし、本社にバレて怒られるなんてこともあり得ますので、これ目当てでゲーセンで働くのはやめましょう。あくまで「できたらラッキー」程度で。

流行に詳しくなれる

プライズの景品は流行のアニメや番組にかかわるグッズや人気のお菓子がほとんどです。
必然と流行に詳しくなれます。

ゲーセンで働く悪いところ

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客層の質の悪さ

たまたまお店に来てくださって、ちょっと遊んで帰られるような一元のお客様はいい人たちばかりです。しかし、毎日1日中いるような常連客は非常識な人が多いです。
プレイ待ちが出ても譲らない、ごみを機械に放置する、禁煙場所で煙草を吸う、など。
また、大人がゲームに夢中になって子供を放置しているなんてこともしばしば。ちょっと目を離しているすきに子供が道路に飛び出して…なんてことも何度もありましたが、どんなに注意しても一向に改善されません。
また、煙草を吸う未成年や台を蹴ったり揺らしたりする子供の注意もしなければなりません。ゲーセンでのバイトには日々揉め事が付きまとっています。

風邪をひきやすい

不特定多数の人が出入りしますし、汚いところを掃除するのが仕事なのでやはり風邪は引きやすいです。

手が荒れる

上述の通り、ゲーセンの仕事のほとんどが「掃除」です。何度も雑巾を洗っては絞ってを繰り返すので、冬場は特に手が荒れまくります。

ゲーセンでのバイトに向いている人

ゲーセンでのバイトは

  • ルール(法律やお店でのきまり)を守れる人
  • 理不尽なことをいうお客様に毅然とした態度で接せられる人
  • 常連と仲良くならない人

が向いていると思います。

ゲーセンは風営法で営業しており、守らなければならない決まりがたくさんあります。特にギャンブル性もあるのでちょっとしたことでお客様とのトラブルにもなりかねません。例外を作らず規律を守れる人が向いているといえます。

また、特定の常連と仲良くなってしまうとその他のお客様に「常連だけに特別扱いする店」とレッテルを貼られてしまい、評判が悪くなります。常連は常連で「自分は店員と仲がいいから」と態度が大きくなり、こちらの注意を聞き入れなくなってしまいます。

楽しくもストレスの多いお仕事なので、淡々と作業できる人が向いている業種です。
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