写真現像屋は雇い主によっては学生でも働けます

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私は学生時代、写真現像屋さんで働いていました。あまり周りでやっている人がおらず、専門家がやるものだと思われていますが、雇い主によっては学生でもOKとしているところがあります。私が入る前は主婦が数人働いていました。

写真現像屋の仕事内容

  • お客様から預かった写真データやネガから、希望の写真を作る
  • 証明写真を撮る
  • ストラップやカレンダー、年賀状など、その他オーダーに適切に応える

現像屋といっても仕事内容は多岐にわたります。一番多いのはLサイズの写真を現像してくれというものですが、今は若い人なら機械でやってくれます。対応するのは、機械が怖いという年配の方の補助などで、できあがる時間帯を計算して、いつ頃とりに来てくださいと言うまでが接客となります。

後は、店の中でパソコンと特別な機械を使って写真の色具合などを調節し、日付を入れる入れないなどの細かい設定を行います。証明写真など、他の案件も同様に、基本的には何でもお客様の要望に応える形で行っていきます。

写真現像屋で働いて良かった点

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対応力が身につく

あらゆる要望があるので、臨機応変な対応が身に付いたこと この対応力は、後に授業や就活を行う時に大いに役立ってくれました。アドリブ力がついたので、授業ではプレゼン中に行われる質疑応答で、予想外の質問が来た時にきちんと受け答えができました。また、就活の場では臨機応変な対応を求めている企業が多く、アピール材料となりました。

考える力が身につく

一人で店を切り盛りしていたので、自分で考える力が身に付いたこと 私がいた店舗の店長は、他にも色々なお店を掛け持ちしていたため、いつでも一人でお店を任されていました。電話でわからないところを聞くこともできますが、時間がない時は自分で決定を下さなければなりません。その力は不安時でも乗り越えられる自信に繋がりました。

写真現像屋で働いてみて悪かった点

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大人・・・

大人のわがままさが見えてしまったこと 初めての接客で、レジよりも比較的長く人とお話しするため、わがままな大人がいることがわかり、かなりがっかりしました。お客さんの立場からお店の立場になることで、理不尽な要求に耐えなければならないことがわかりました。

ヘルプを呼べない

一人での当番はメリットもありましたが、途中で体調が悪くなると帰れないのがデメリットです。

この仕事に向いている人

  • とにかく接客が好きな人
  • 自分一人でできる幅を広げたい人

専門知識がいると思われがちですが、実は1カ月もすれば覚えられるくらいのものです。必要なのは、やはりコミュニケーション力ですね。写真を通じて、人間の中身を磨く作業になります。