意外と楽だった、家庭教師のテレアポインター

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家庭教師のテレアポインターという仕事をご存知でしょうか。

家庭教師を家庭に紹介していくアルバイトです。テレアポをしていた人であれば抵抗なくできそうです。

家庭教師のテレアポインターの仕事内容

このアルバイトは、大学生を中心とした登録制の家庭教師(小学生対象)の派遣会社からの募集でした。この会社は、契約を結んだお客さんの家へ、登録済みの家庭教師1名を派遣するという業務形態です。そして、この契約者を獲得すべく、いろいろな家庭に電話をかけて「家庭教師いかがですか?」とおすすめするというのが、私の経験したアルバイトの業務内容です。

具体的には、近隣の県に住む小学生の名簿が大量にあり、その中からアルバイトスタッフを管理している正社員の人が選んだ名簿に書いてある電話番号に手あたり次第に電話していきます。

ですが電話をかけても、当然「そんなもの必要ない」とすぐに断られそうになってしまいます。しかし、この電話で話す内容が台本として全てまとめてあり、その中には「こう断られたら、こう切り返せ!」という内容も書かれていて、その通りに喋ると不思議と話を聞いてくれる人が多かったりします。ちなみに、正社員の人によるとその台本は100万円程で他の業者に作ってもらったものだそうです。

家庭教師テレアポインターのアルバイトをして良かった点

人に電話をかけることへの抵抗がかなり小さくなりました。もともと、見ず知らずの人に電話をするのは得意な方ではありませんでしたが、数をこなすに従って慣れることができます。これは社会人として企業に勤める際にもかなり役立ちます。

このアルバイトで良くなかった点

のどに負担がかかる

普段は特に問題ありませんが、風邪をひいたりしてのどの調子があまり良くない時は結構きつく感じることもありました。

たまにきつい対応をされることもある

やはりセールスの電話なので、淡々と断られたり、場合によってはかなりイライラした感じで強めの口調で断られることがあります。この辺りもしばらくすると慣れるのですが、始めた直後はその度に悲しい気分になりました。

長話をすると注意される

電話で話しをする相手の多くは小学生の子供を持つお母さんになります。そのため、中にはとても話が好きな人もいます。そのようなお母さんを相手に、「お子さんの成績はいかがですか?」のような会話をしていると、「勉強しなくて困る」や「この科目の成績が良くないのでなんとかならないものか」など話が弾むことも珍しくありません。
その結果契約に結び付けばいいのですが、契約に至らなかった場合には、そのあと正社員の方から怒られるまではいきませんが、軽く注意されることもありました。

この仕事に向いている人

意外と感じるかもしれませんが、特別話が得意である必要はないと思います。電話口で喋る内容はすべて台本にまとまっているので、巧みな会話がなくても大きな問題はありません。
むしろ、決められた内容を次々と多くの人に電話をして話していくことになるので、決められた業務を淡々とこなせる継続力のほうが重要だと感じます。

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