念願だった書店でのアルバイトは本好きにはたまらない職場です

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今から何年も前の話ですが、長年やりたいと思っていた書店でのバイトをしていました。

地元にだけ複数店舗ある書店で、私が採用されたのは新規店舗のオープニングスタッフでした。

書店で働くのも初めてなら、オープニング作業ももちろん始めてだったんですが、地味な作業ながら楽しくて仕方ありませんでした。

書店の仕事内容

単純作業

さほど大きな店舗ではなかったものの、雑誌や書籍、コミックなどの搬入で数百箱の段ボールを空けて検品、棚に並べるの繰り返し。
でも本が好きな私はそれだけでテンションがあがりました。
ただ、家に帰ってお風呂に入っていると身に覚えのない青あざがいつも増えていました。段ボールは重いですからね。

レジ業務、検品、品出し

オープンしてからしばらくはレジ業務が主な仕事でしたが、早番の時はまずは搬入作業に検品、品出しをしていました。
この日々の検品はいつも「今日は何が入荷されるのかな~?」と楽しみにしている業務でした。作業をしながら「あ、これ後で読んでみよう」って思ったり。遅番の時は検品はなかったものの、返品作業が好きでした。裏方作業でしたが、やっぱり本に触れるのが楽しくて。

それにしても振り返ってみるとどの作業も好きでしたね。
勤務にも慣れてくると、今度は担当も持たせてもらえました。

担当は文庫とCD・DVD

私が経験したのは文庫とCD・DVDでした。
文庫は特に私が何かせずとも取次業者から勝手に冊数を決められて入ってくるので、その商品管理が主でしたが、オーディオ系は店舗から発注しないと入荷がなかったので、難しくもあり、楽しくもありました。

書籍などは自分で書いたPOPを付けた商品が売れると、喜びも倍増で、レジ打ちしている時は内心買ってくれたお客様に「ありがとう!面白いですよ、それ」と話しかけたりもしていました。

書店ならではの職業病

当時働いていた時は書店ならではの職業病もありました。
他の店舗やコンビニに並んでいる雑誌を見ると、生理整頓したくなるんです。お客様が見やすいように、取りやすいようにと陳列を生理したくなるんですよね。辞めてからもしばらくはその衝動を抑えるのが大変でした。

書店バイトにオススメの人

書店はバイト代が安いので、本当に本が好きじゃないと長く続けるのは難しいかもしれませんが、本好きにはたまらない職場だと思います。

辛かったことはあまりありませんが、あえて挙げるとしたら体力は必要です。
1冊1冊は軽いですが、何十冊、または段ボール単位で言うとやはり重いのでそれを持てるだけの腕力と体力は必要だと思います。

しかし、どこも同じかは分かりませんが、私が働いていたところは休憩中などに好きな本が読めたので、これも嬉しい特権でした。ある意味気になる本は全て試し読みしてから購入できましたから。今も機会があればまた書店で働きたくて、いつも求人を探しています。
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