パステルデザートでのバイトは甘いもの好き・話好きな人におすすめです

pasteldesert

大学生の頃、「なめらかプリン」で有名なパステルデザートでアルバイトをしていました。
看板商品のプリンはもちろんのこと、ケーキや焼き菓子もおいしいので、手みやげにもおすすめですよ。
そんなパステルデザートのアルバイトについて紹介したいと思います。

パステルデザートの仕事内容

パステルデザートはテイクアウト専門でプリンやケーキのみを扱う店舗と、レストラン形式でプリンやケーキとともにパスタなどの料理を提供する店舗の2タイプがあるのですが、私がアルバイトをしていたのはテイクアウト店舗でしたので、そちらの紹介になります。
従って、主に仕事内容の中心は販売です。

  • 商品の梱包
  • 会計
  • 焼き菓子のラッピング、のし添付等
  • ホールで納品されるケーキのカット
  • 電話応対
  • 商品の在庫管理、発注
  • その他ショーケースやケーキカットに使用する調理器具の清掃

パステルデザートでアルバイトをしてよかった点

お客様が100パーセント喜んでくれる仕事

スイーツを扱うお店なので、お客様は主にご自身のティータイム用や、手みやげにといった目的の方ばかりです。特に女性は自分へのご褒美にスイーツを買ったりすることが多いと思いますが、自分のデザートを買う時はもちろん、人にスイーツを渡す時というのはなんだかわくわくしてしまうものではありませんか?

ほとんどのお客様が楽しそうにスイーツを選ばれるのが目に見えるので、ショーケースという小さな空間を挟んでその気持ちを共有できるのが何より楽しく、モチベーションもあがりました。

ただ販売するだけではなくマーケティングの経験もつめる

これは勤める店舗の規模にもよりますが、テイクアウトの店舗は常時2〜3人体制の店舗が多く、店長が数店舗の店長を掛け持ちしていることが多いので、アルバイト一人一人に任される仕事のクオリティーが高いです。

ただ販売をしているだけではなく、商品の在庫管理と2日先の発注数の決定をアルバイトがしていることが多く(店舗によります)、その日何がどのくらい売れたのか、天候によって商品の売れ行きはどのように変動しているのか、曜日により発注数を増やすか減らすか等々、販売をしながら考えなければならないので、就職する前に働いていると就職後に使えるマーケティング能力が養われます

毎日、日報にその日の動向などを記載して本社に報告する仕事も義務づけられているので、自分の言葉で考え、記載することが求められます。
接客でしっかりした敬語を身につけることもできますし、社会勉強になると思います。

おいしいデザートが無料で食べられる

これはおまけのようなメリットですが、大体二ヶ月ごとに新商品を発表するので、その試食や売れ残ったデザートを食べたりすることができます。
特に夏期はデザートの売り上げが落ち込んだり、日変動が大きかったりするので、大量に余ったりすることもあり、よく食べていました。

焼き菓子は手みやげで使用される方も多いため、消費期限より数日前に店頭から撤去することが決められおり、売れ残りが出た際には持ち帰って家族で食べたり、学校へ持っていって友人に配ったりしていました。

毎日あることではないですが、何百円もするものを無料で食べられるので、特に女性には嬉しいポイントです。

パステルデザートでアルバイトして悪かった点

始業時間が早く、終業時間が遅い

これは仕方のないことですが、どうしても取り扱う商品がら、例えば挨拶用の手みやげとして買って行かれる方はできるだけ早い時間に用意する必要があり、また、仕事帰りに家族にお土産や食事後のデザートとしての購入目的の方もいることから、夜も遅くまで営業する必要があるので、始業時間は準備の時間も含めて8時45分、終業時間は締め作業を含めて23時前になります。

シフト制で大体オープンから16時頃までの時間帯と、16時からクローズまでの時間帯で分けられているのですが、学生は学校へ行きながらとなると、アルバイトに拘束される時間が結構多くなります。
前日に夜遅くまで試験勉強や飲み会などがあったりすると、次の日のオープンからのシフトがなかなかつらかったりします。

クリスマスにプライベートの時間を作るのは不可

これはパステルデザートに限ったことではないかもしれませんが、どうしてもクリスマスは搔き入れ時で人手が必要なため、休みをとることはかなり難しいです。ほとんど不可能に近いです。

クリスマスまでの12月22日から25日にかけてスタッフをほぼ全員シフトにいれており、なおかつ24日、25日は一日中シフトに入れられてしまうので、プライベートの時間を作ることはできません。

髪の毛は染められない、メイクも薄く

食品を扱う性質上、髪の毛の色はカラー指数6番と決められており、これは面接時にも色見本を髪にあてられてこれ以上は染めることができないが良いかと確認をとられます。

高校生大学生など、おしゃれしたい年代にとっては少し辛い決まりかも知れません。
業務中は三角巾の着用が義務づけられており、メイクも派手なものは禁止されているので、基本的にはナチュラルな風貌が求められます。

パステルデザートのアルバイトはこんな人におすすめ

とにかく甘い物が好きな人

毎日プリンやケーキの甘い香りに包まれて服や髪にもその香りがつくくらいなので、甘い物好きにはたまりません。逆に甘い物がそこまで好きではない人には少しきついかもしれません。

人と話すことが苦にならない人

プリンやケーキの販売ですが、お客様と会話する機会は想像以上にあります。
商品の詳しい内容や、使っている材料を尋ねてくる方もいれば、手みやげに持っていく相手のプロフィールからどういった物が良いか提案を求めてくるお客様もいらっしゃいます。
ですので、知らない人と話すことが苦にならず、親身になって考えることができる方はこのアルバイトにむいていると思います。

考えることが好きな人

前出の通り、日々様々なことを考え、動向を見ながら商品の管理をしなければならないので、ただレジうちをするだけでなく、自分の頭で考えることが好きな人にはとてもおすすめです。
自分の読みがよくも悪くも売り上げという結果になって現れるので、プチ店長になった気分でスキルアップしていけます。